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【新商品】AFOLAが屋外階段用 埋込み見切り『Previo G7』を発売します

株式会社アシスト(大阪市東住吉区今川4-11-3 代表取締役社長 井東博子 TEL.06.6703.5670)の建築家・意匠設計者向けカナモノデザインブランド AFOLA は、2025年5月30日、屋外RC階段用 埋込み見切り『Previo G7』を発売します。

 

ノンスリップ・床金物の専門メーカーである株式会社アシストは、

デザイナー・菅原仁氏、建築家・西井洋介氏のご協力のもと、屋外・外部階段用シリーズ『Previo G』の第2弾として、

新開発の共用ブラケット(特許出願中)によって屋外・外部階段をいつまでも美しく保つ、

ステンレス製の埋込み見切り『Previo G7』を発売するに至りました。

2023年6月に発売した、特殊骨材入り樹脂タイヤによる屋外・外部階段用ノンスリップ『Previo G1』とともに、

AFOLAは、これまで業界が注力してこなかった「屋外・外部階段用金物」の分野を『Previo G』シリーズによって

積極的に切り拓いてゆきます。

URL:https://www.afoladesign.com/previo-g/

 

【Previo G7の特長】

1.屋外階段をいつまでも美しく

コンクリート階段(以下RC階段)の段鼻は脆弱である。特に屋外や外構においては、磁器タイルであれ、モルタルであれ、

衝撃により、経年劣化により、例外なく欠け、割れてゆく。

そんな階段を見ると、ノンスリップメーカーとしては、たいへん悲しい心持ちになる。

破損すると、それを覆い隠す大きなノンスリップをかぶせることになるが、建築家はそれを望んでいるだろうか?

あらかじめ埋込んで段鼻を補強する見切りがあれば、意匠設計者に喜ばれるのではないだろうか?

フラットバーの埋込み工法は、公共施設やビルの外構・公園などで、室内外を問わずまれに見られるが、

きわめて特殊な納まりと考えられており、普及しているとは言いがたい。

AFOLAは、すべての階段から割れや欠けをなくしたいという思いを込めて、

これを可能にする新機軸の共用ブラケット(特許出願中)の開発に着手。

屋外や外構に最適化しつつも、商業施設や店舗などの室内でも使える埋込み見切りの「専用品」を、3年の歳月をかけて実現した。

 

2.コンセプトは「ハードエッジ」

RC階段の段鼻を保護し、フラットに、シャープに見切るステンレス。

風雪に耐え、衝撃に強く、堅固であり、いつまでも美しい。

そんなカナモノの実現をめざし、コンセプトを「ハードエッジ」とした。

フラットバーを縦使いした埋込み施工は従来から可能であったが、角棒(正方形断面)の施工はできなかった。

必要モルタル厚を確保できないことがおもな理由と考えられる。(※後述3. の右図参照)

Previo G7 は、共用ブラケットのアーム角を45°とすることによって、必要モルタル厚を確保しつつ、

あらゆる縦横比の角棒・フラットバーの埋込み施工を可能にした。

まずは12×12mmの角棒タイプ「G771」と、従来の施工法では実現不可能な小断面(6×20mm)のフラットバータイプ「G773」を商品化。モルタル押えだけでなく、磁器タイル(12mm以下)においてもフラットな納まりが実現される。

また、これまで困難であった踏面・蹴込みの仕上げの統一も可能となり、RC階段にいままでにないデザインの可能性をもたらす。

G771 モルタル押え納まり
G773 モルタル押え納まり
G771 磁器タイル納まり
G773 磁器タイル納まり

 

3.施工精度を高める「調整機能」

RC階段の段鼻に見切りを埋込む従来の施工法は、短冊状のプレートを折り曲げて本体に溶接し、

これをコンクリート躯体にビス止めするものである(※下の右図)。

しかしながら躯体の踏面(コンクリート面)はフラットに仕上げることが不可能であり、薄くモルタルでならしても、

墨出し位置に見切りをそろえることはたいへん困難であった。

Previo G7 は、共用ブラケットの本体からアームを引出すデザインに長孔を組合わせることによって、

前後6+9mm、上下6mmの調整機能を実現。これによって、微調整による正確な位置合わせが可能となり、

建築家・意匠設計者が意図するままに、精度のよい美しいRC階段が実現される。

G773の納まり(調整機能あり)
従来施工例の納まり(調整機能なし)

 

4.モルタルと「一体化」するブラケット

たとえ精度よく施工できても、衝撃や経年による抜けやぐらつきがあってはならない。

そのためには、見切りとブラケットの全体にモルタルがしっかりと食いつき「一体化」する必要がある。

Previo G7 の共用ブラケットは「窓」を備える(特許出願中)。

モルタルの食いつきを高め、抜けやぐらつきを防ぐだけでなく、

角棒・フラットバー下面へのモルタル充填の良否を容易に確認でき、施工不良を抑止する。

また、本体・アーム・窓・ボルト・ナット・ビスをふくめた複雑な形状全体が、モルタルとの堅固な一体性をもたらし、

割れや欠けのない、いつもまでも美しいRC階段が実現される。

 

 

【新商品の仕様】

Previo G771

屋外RC階段用 埋込み見切り

公園や外構の屋外階段をいつまでも美しく。

商業施設や店舗など、室内にも使えます。

○製品全体(受注生産品)

・材 質:SUS304

・サイズ: H40~46mm/D57~63mm/L4000mm(最長)

・階段仕上げ:モルタル押え・磁器タイル(12mm厚以内)

○見切り

・サイズ:12×12mm(角棒)

・仕上げ:ヘアライン

○共用ブラケット(横使い時)

・サイズ:W60mm/H28~34mm/D51mm~57mm

・ピッチ: 500mm以内(両端100mm)

・取付け:アンカープラグ+M5ナベ/トラスビス(ステンレス製)を推奨

Previo G773

屋外RC階段用 埋込み見切り

特許出願中の共用ブラケットが

きわめて小断面の見切りを実現します

○製品全体(受注生産品)

・材 質:SUS304

・サイズ: H40~46mm/D51~57mm/L4000mm(最長)

・対応階段仕上げ:モルタル押え・磁器タイル(12mm厚以内)など

○見切り

・サイズ:6×20mm(フラットバー)

・仕上げ:ヘアライン

○共用ブラケット(縦使い時)

・サイズ:W60mm/H34~40mm/D45mm~51mm

・ピッチ: 500mm以内(両端100mm)

・取付け:アンカープラグ+M5ナベ/トラスビス(ステンレス製)を推奨

 

【カナモノデザインブランド〈AFOLA〉について】

アシストは五十余年の歳月をかけて「あしもとカナモノ」を探求してきました。

その歴史のなかで培われた技術とノウハウを、建築家やデザイナーの方々とあらためて見つめなおし、新しいブランドをつくりました。

空間との調和、シンプルなデザイン、美しいディテール、そして快適な使い心地――。

AFOLAは、住む人、働く人、設計する人の考え方、感じ方を大切に、いままでにないカナモノの開発に挑戦します。

株式会社アシスト 代表取締役社長 井東 博子

 

 

         

 

 

【連絡先】

AFOLA(株式会社アシスト)

ウェブ:www.afoladesign.com

メール:info@afoladesign.com

電 話:06-6703-5670(大阪本社/担当:谷口)

03-3859-5670(東京営業所/担当:石橋)